高校生のための先端科学技術体験合宿プログラム
サイエンスキャンプ2012 岡山大学会場
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【2012/8/18(土) 4日目】
(1)『超伝導を量子力学の理論から理解すると』
講師:市岡 優典
【受講生の感想】
◆本来は難しい理論を高校生にも分かるように噛み砕いて説明してくれたので楽しかった。本格的に量子力学を学びたいと思った。
◆量子力学という今、学校で習っている古典物理学では考えられないような考え方を学んだ。結構深いところまで教えて下さり、
大学の授業はこういうものだという雰囲気を味わうことができた。家に帰って復習してよく理解したい。
◆今回のサイエンスキャンプでは、実験だけでなく理論的な部分もしっかり理解したいと思っていたので、この講義をとても楽しみに
していた。
◆理論を学ぶと不思議な現象が現実的に見えてきて面白いと思った。
(2)『極限の世界』/『ダイヤモンド超伝導』
講師:小林 達夫 / 村岡 祐治
【受講生の感想】
★「極限の世界」
◆極限の世界では、全ての物質が金属になったり、金属が不導体になったり、私たちの暮らす世界では考えられないことが起こる
ことがわかった。
◆水に圧力をかけると密度の高い氷ができるのが一番面白かった。
◆学校では飛ばされてしますような極限状態のことも余すことなく教えて頂き興味の幅が広がった。
★「ダイヤモンド超伝導」
◆ダイヤモンドと言えば絶縁体というイメ−ジがあったが、ホウ素を混ぜることで超伝導体になるということには驚かされた。色んな視点を持ち物事に挑むことの大切さが分かった。
◆今までダイヤモンドが金属や超伝導の性質を示すことを知らなかったので、この講義はとても興味深かった。ダイヤモンドが超伝導体になることを知って、意外と身近なものが超伝導体になるのかもしれないと思った。大学生活の話も聞けて良かった。
(3)『超伝導体の電気伝導度 温度変化測定』/『磁気特性の温度変化測定』
講師:俣野 和明 / 味野 道信
【受講生の感想】
◆一昨日自分たちが作ったセラミックスが、マイスナ−効果で磁石に浮いたときは本当に感動した。これが物作りのやりがいだと思った。これからがサイエンスキャンプらしく作って終わりではなく、いろんな測定で超伝導を調べた。これも結果がきちんと出た時には嬉
しかった。
◆電気抵抗を測るだけでなく、マイスナ−効果の証明の仕方も面白いと思った。
◆超伝導体の特徴を身近で見ることができて良かった。また実際に大学の装置を使うことができて、これも良い体験だった。