高校生のための先端科学技術体験合宿プログラム
サイエンスキャンプ2013 岡山大学会場
トップペ−ジ
【2013/8/10(土)1日目】
(1)【開講式】オリエンテ−ション
講師:味野 道信
会場:岡山大学大学院自然科学研究科棟大講義室
(2)『新しい世界への挑戦 −量子力学と物性入門−』
講師:原田 勲
概要:量子の世界への導入
【受講生の感想】
◆高校物理と一味違った見方で物理を見ることによって、より日常生活に関わっていることや、今後の研究課題などを知ることができた。
◆光の干渉や波の話など興味深い話や、超電導体がどのように役に立つ可能性があるかなど、量子現象や超伝導の不思議に少し触れることができて面白かった。原田先生には勉強や研究をして行く心構えも沢山教わった。「追い込まれた時の悪あがきから、創意・工夫が生まれる」という言葉が心に残った。
◆古典力学では分からないことが、量子力学では分かったりなど、こういうことが物理の面白さではないかと思った。液体窒素を使った実験で、超伝導体の上に磁石を乗せた時の量子現象というのはとても不思議に思った。
◆初めて超電導で磁石が浮いている所が見れて良かった。“挑戦とは・・・”の話が役立ちそうだと思った。
◆ボ−ア模型の話に興味を持った。くるくる回っても電子が在るのは良くわからないので、どうしてか知りたい。
◆今、習っていることが、これからにも繋がることが分かって嬉しかった。
◆量子力学の大枠の内容を聞いて、私が日ごろ不思議に思っていることの証明がしてあって、こういうものなんだなと感じた。これから4日間、科学が大好きな友達とこういった内容の深い講義を受けられると考えると胸が高まる。
(3)『銅酸化物高温超伝導体(YBCO)の作成』
講師:味野 道信
概要:秤量・混合・プレス→電気炉
【受講生の感想】
◆初めて大学で本格的な実験に参加して、とても刺激的な体験ができた。
◆班のみんなで協力して同じことに向かっていくのはわくわくした。これからどんな結果が出るのか、とても楽しみだ。
◆細かく質量を量って何十分もゴリゴリしたり、思ったより実験って地味で大変なものだと思った。先生の話を聞くと、最適なペレットを焼く温度・時間は何度も繰り返すうちに見付けていったということだったので研究者は凄いと思った。自分もこんな世界を引っ張っていく研究者になれたらいいなと思う。
◆試料を混ぜた時の感触が、徐々に変わって楽しかった。
◆3日目の実験に使う試料を自分で作成出来るということで、少し研究者に近付いたような気がして嬉しかった。
(4)『アイスブレ−ク@岡山県青年館』
講師:Christopher J.Creighton
概要:自己紹介等コミュニケ−ション(英語&日本語)
【受講生の感想】
◆自己紹介は何度も行っていくに連れ、慣れて来て少しずつスム−ズに話せるようになってきた。仲間達のことを良く知るためにも、積極的に話しかけコミュニケ−ションをとることは大切で、同時に英語の勉強にも役立ち、大変良い経験になった。
◆これからの3日間たくさんのことを勉強し、仲間と共に成長して家に帰りたい。
◆同じ高校生でも、皆の意識の高さ・レベルの高さに驚かされた。明日は今日以上にやる気を出して、積極的にやっていきたい。
◆先生のノリが素晴らしかった。やっぱり英語はこれからのグロ−バル社会で必要だと思うので、しっかりと身につけていきたい。
◆科学系の単語を英語で伝えるのが意外と大変だった。でも色々な表現を学ぶことができて為になった。面白かった。
(5)『本日の感想』
◆個性的なメンバ−が一杯いて、あと3日が楽しくなりそうだ。講義・実験といろいろなことを体験させてもらって、凄く自分の為になったし、それを今後に役立てたい。
◆初日から、演示実験や作業をしたので、かなりモチベ−ションが上がった。明日以降の講義にも期待。
◆全国から色々な生徒が集まり協力して活動する機会を得たので、この4日間をきっかけに自分自身を見つめ互いに学ぶべきところを学び成長へと繋げていきたい。