講義&実験「素粒子と宇宙」

    
     講義&実験「素粒子と宇宙」


         

  • 日 時 :  2014年03月21日(金・祝)13:30〜16:30
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  • 講 師 :  中野 逸夫 岡山大学名誉教授
         
  • 場 所 :  岡山大学大学院  自然科学研究科棟1階【N24】 〔MAP〕
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  • 概 要 :  「素粒子ってなんだろうか?」から、最近発見された「ヒッグス粒子」と、
           ようやく実験的にも確立した「素粒子の標準模型」のお話をします。
            初期宇宙と素粒子の関係についても少しお話し、現在の話題と進行中の活動についても触れます。
  •  【受講生の感想】 
    ◆素粒子は何なのかよく知らなかったので、今回詳しく知ることができた。霧箱を自分で作ったことが特に良かった。今後も加速器や素粒子について調べていきたい。
    ◆僕たちの目に見えているものの基が、目に見えないほどの小さなものだということが不思議だった。素粒子という小さなものから、宇宙という巨大なものを知ることができることがとても面白いと思った。
    ◆CERNを始めとする研究機関で用いられている検出器のしくみについても理解出来た。
    ◆自分で一つの霧箱を作ったのが楽しかった。とても楽しい講義だった。
    ◆素粒子の種類とそれが発見されるまでの歴史を知り、沢山の苦労があったのだなあと思った。その後、放射線医療に関しての話を聞き、物理学の知識が他の分野でも役立っていることがわかった。しかし、副作用が大きいということも知り、実際に実用化するとなると大変なのだなあとも感じた。
    ◆一度霧箱を作ったことがあったが、今日作ったように簡単にできるとは思わなかった。また、宇宙で最初に力はどのようにして現れたのか。ドップラ−効果で消えてしまう天体はあるのかを知りたい。
    ◆研究者は目に見えていないものを想像で実験していると教授から聞いた。私は、見えるものが全てではないのに、他の見えない物を信じようとしなかったので、そういう態度は変えていきたいと思った。
    ◆今日は霧箱の実験は失敗したけど、話が面白く、為になるもので、すごく良かった。
    ◆霧箱を実際に作って観察ができた。この分野の話はとても複雑で、知らないことばかりだったが、ヒッグス粒子などの発見などで先生が言われていたように、楽しむことも大切だと感じた。
    ◆今日は、素粒子が宇宙から医学まで、いろいろと活用できることがわかった。

岡山大学 大学院自然科学研究科
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