　｢理数に挑戦2011｣ファイナルステップ

　【理数に挑戦2011ファイナルステップ】　

日　　時　：　2011年11月12日（土）9:30～16:00

場　　所　：　岡山大学大学院自然科学研究科棟　大講義室

日　　程　：　９：００～９：３０　　受　付
　　　　　　　　９：３０～　９：４０　　開会行事・諸連絡
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開会の挨拶　原田　勲　岡山大学名誉教授
　　　　　　　　９：４０～１１：００　　問題Ⅰに挑戦　（理科　８０分）
　　　　　　　１１：１５～１２：３５　　問題Ⅱに挑戦　（数学　８０分）
　　　　　　　１２：４５～１３：３０　　昼食/休憩
　　　　　　　１３：３０～１５：３０　　岡山大学理学部施設見学
　　　　　　　１５：３０～１６：００　　表彰式・閉会行事
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　挨拶　　　　　　則次　俊郎　岡山大学大学院自然科学研究科長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　挨拶　　　　　　松島　輝夫氏　株式会社中国銀行取締役総合企画部長
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　閉会の挨拶　　中本　正行　岡山県教育庁指導課副課長

　【岡山大学理学部施設見学】　

○数学「石鹸膜の形」
　　　　　　講師　藤森祥一　先生
　　　　　「数えられる無限と数えられない無限」
　　　　　　講師　山田裕史　先生
　　　　　　場所　理学部１号館Ｂ３０５
○物理　「ダイヤモンド膜をつくる」
　　　　　　　　　地球の深部、高温高圧のもとでできるダイヤモンド。そんなダイヤモンドを研究室で作ります。
　　　　　　　　　ダイヤモンド膜を作る装置、作っている様子を見学します。
　　　　　　講師　村岡　祐治　先生
　　　　　　場所　理学部附属界面科学研究施設　 D２０２　（２号館　２階）
○化学　「レーザーを用いる化学計測」
　　　　　　　　　光を利用する計測法は分子や原子の測定に不可欠です。一般的に利用されている光を用いた計測機器や
　　　　　　　　　レーザーを利用した計測の簡単な例を紹介します。
　　　　　　講師　金田　隆先生
　　　　　　場所　Ｂ１３４－１
○生物　「実験モデル生物ショウジョウバエ」
　　　　　　-　ショウジョウバエの説明および顕微鏡観察　-
　　　　　　講師　中越英樹　先生
　　　　　　場所　生物第１実習室Ｂ310(1号館３階)
○地球科学　「地球の年令はどうしてわかる？」
　　　　　　講師　岡野　修　先生
　　　　　　場所　コラボ棟3階分光分析室Ⅰ

　【参加生徒の感想】　

　　｢理数に挑戦2011　ファイナル問題｣について

◆学校で習う範囲にとらわれない様々な問題を解くことができ、楽しく試験を受けることができた。
◆「実験をしながら問題を解く」というテストは今まで受けたことがなく、とても良いと感じた。数学はひらめきが鍵を握る問題が多く、とても苦戦した。
◆ウミホタルについて初めて知ることができた。光る様子がきれいだった。
◆数学の紙を切る問題が面白かった。テストではさみを用いるのは初めてだった。
◆数学に苦戦した。もっと頭を柔らかくしなくてはいけなかった。
◆いつもは公式にあてはめたり、余り頭を使わなくてもできる問題ばかりしているので、今日は頭を使って問題を解くことができてとても楽しかった。
◆とても応用力が必要な問題が出題されていて良かった。難しかったが、できるととても達成感があった。
◆数学の最後の問題が特に面白かった。
◆徹夜までして実験道具を用意して頂き感謝します。

　　[岡山大学理学部施設見学]について
◆レ－ザ－光線を利用した物の識別など、いろいろ楽しいことがたくさんあった。
◆今の世界で役立っている研究を見ることができて良かった。自分の知らないものが自分達を豊かにしてくれていると考えると不思議な気分になった。
◆「数学で実験をする」という今までない体験をして楽しかった。/代数の石鹸を使ったのが面白かった。すごかった。
◆４つの点を1番コストがかからないようにする結び方が交点を90°にするのではないというのが意外だった。
◆モデル図を使っての説明が解りやすかった。
◆ダイヤモンドのモデルの組立が面白かった。もっとやりたかった。
◆大学の中や、どういうことについて研究しているかを詳しく知ることができて良かった。
◆研究の中で、面白そうで自分もしてみたいと思うことがあった。
◆説明がわからないであろう部分も言葉を簡単なものにして話して貰えたのでとても分かり易かった。話を聞いて、それをしてみたくなった。
◆忙しい中、わざわざ工夫し、分かり易く教えてくださった先生方に感謝しています。
◆様々なことを教えてくれて理科や数学への興味がより一層深まった。

　　[理数に挑戦2011　全体]について
◆テストも施設見学も普段の学校生活では体験できないことばかりで楽しかった。来年もまた参加したい。
◆実験をしながらテストを受けることができて楽しかった。きちんと勉強したら今の生活にも役立つことが分かった。実験道具が貰えて良かった。
◆自分を試す時がテストしかないのでとても面白く、「なるほど」と思えるものがたくさんあった。また今度試したい。
◆ファイナルステップまで進ませて頂き、理数の好きな自分にとっては嬉しいことだった。是非、今後もこのような行事を開催して欲しい。
◆今年は中３で参加できる最後の年なので、思いっきり楽しんでやろうと思って来た。
◆何に気兼ねすることなく、楽しくテスト・施設見学ができた。
◆貰った実験道具で弟に説明してあげたいと思った。
◆高校生になっても参加したい。高校生バ－ジョンも開催して欲しい。
◆理数に挑戦に参加して、もっと数学や理科に興味が持てたし、知らなかったことを沢山知ることができてとてもいい体験になった。
◆問題や見学により新しい考え方などが学べて良かった。

　【保護者の感想】　

◆一人で理数が好きだと感じていても、実践したり探究したりする術を親が簡単に与えてやることができないのでこのようなイベントが多数あると本人への刺激となり大変良い機会だと思う。是非、継続して理数好きな子を増やして欲しいと思う。
◆参加者の裾野を広げるため、中学校の夏休みの宿題にファ-ストステップを入れるなどすれば良いのではと思った。
◆理科・数学の試験問題は身の回りに関する問題もあり、より考えて作って頂いていることがわかった。
◆普段見学できない所に行け、説明もして頂き、有意義な時を過ごさせて頂いた。興味を持った分野に進み、研究者をめざして欲しいと思う。
◆ショウジョウバエ一つとっても、遺伝子の話まで聞くことができて面白かった。子供達に大学というものに興味を持って貰えたらいいなと思った。