講義&見学『放射線と付き合うための基礎』

    
     講義&見学『放射線と付き合うための基礎』


  • 日 時 : 2012年07月14日(土)13:30〜16:30
  • 講 師 : 岡本 崇 岡山大学大学院 自然科学研究科 助教
  • 場 所 : 岡山大学大学院  自然科学研究科棟 1階【N24】 〔MAP〕
  • 概 要 : 放射線はX線検査を始め幅広く利用されいますが、取り扱いを
           間違えると人体に対して重大な影響を及ぼします。
            そのため、放射線の利点と欠点を天秤にかけながら放射線と
           付き合う姿勢が大切です。
            講義では放射線とは何かから始め、実習では放射線を計測
           する機器(GM計数管)を用いて体験してもらいます。

  •  【受講生の感想】 

    ◆「ラジウム密封線源の放射線量の測定」では、うまく反比例になって、1/4・1/9となっているのは理解できたし、面白かった。最後の計算はなかなか面白かった。
    ◆福島の事故以来、放射線の悪評ばかり耳にするけど、実際の所はどうなんだろうとずっと気になっていたが、今日の講義で放射線についての知識が深まった。また、施設を実際に見学して、正しく放射線物質を管理することの大切さを感じた。でも、いくら正しいことを言っても飛行機嫌いと同じで恐怖心を拭い去るのが大変だろうなと思った。
    ◆久しぶりの岡大だったが、醍醐味のある講義だった。放射線センタ−に行くことができ、その中でも貯蔵庫の見学は厳重な管理が成されているという点がよくわかり、国の安全への厳しさが伺えたが、同時になぜこんなに厳しいのに福島の事故が起こったのかとう疑問が生じた。
    ◆危険だと思っていた放射線がどんなものかがよく学べた。間違った考え方をしないようにしたいと思った。
    ◆放射線を怖がらず、ベネフィットとリスクのバランスを考えて利用していくことが大切だとわかった。施設についても、壁を厚くしているなど様々な工夫をしていた。
    ◆夏休みから放射線について調べようと思っているので参考になった。
    ◆話題になっていることなのに、自分が何も知らなくてびっくりした。ラドンの半減期の実験がとても興味深かった。
    ◆講義室の窓の外にある施設を見学することができて良かった。この施設に色々な工夫があるとは思いもしなかった。


岡山大学 大学院自然科学研究科
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メール:sakidori-okayama@science.okayama-u.ac.jp ※ご連絡の際は、氏名、学年をお知らせ下さい