高校生のための先端科学技術体験合宿プログラム
サイエンスキャンプ2011 岡山大学会場
概要
組織
応募方法
プログラム
アクセス
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◆参加者募集期間 2011年5月18日(水)〜 2011年6月14日(火)
◆【募集要項と詳細】、【応募の方法】は
サイエンスキャンプ事務局ホームページ
で確認してください。
http://ppd.jsf.or.jp/camp/index.html
〜 サマ−サイエンスキャンプ2011の募集は締め切りました。 〜
たくさんのご応募ありがとうございました。
◆実施期間
2011年8 月16 日(火)〜 8 月20 日(土) 4 泊 5 日
◆会 場
岡山大学大学院 自然科学研究科
(宿泊:岡山県青年館 & リーセントカルチャーホテル)
◆対象
高校生(25名)
◆参加費など
プログラム期間の実習参加費・宿泊費などは不要です。
(会場までの交通費は,自己負担となります。)
◆キャンプの概要
酸化物超伝導体とセラミックスをキーワードとして、試料の作成から測定、解析、議論、成果発表までを一連のプロセスとして体感し、その魅力を理解することにより、今後の自主的な学習や目標に向かう意欲を育むことを目標にしたプログラムです。
また、地元岡山県の特産品である備前焼セラミックスの色などの特性を電子論から学び、超伝導体との密接な関連を通して異分野融合の大切さを実感します。
合宿の中で、科学好きの新しい仲間や大学生、そして大学教員との交流を深めて、科学研究への意欲を高めます。
◆キャンプの実習内容
(1)酸化物高温超伝導をテーマにした,講義と実験
「超伝導体を作ってみよう」
銅酸化物高温超伝導体の試料作成を行います。原材料を 必要な分量(モル比)に秤量したのち、均一になるよう に十分に混ぜ合わせます。この原材料をボタン程度の大 きさに押し固めた後、電気炉に入れて約1日加熱して反応させます。4日目にはできあがった試料を使った実験 を行います。この時、電気抵抗、温度、磁気的な特性を 計る装置や部品も作成します。試料作成、実験装置工作、 測定、実験結果解析までの研究プロセスを通して体験し てみましょう。
「超伝導と量子効果」入門講義
超伝導は電子がお互いに力を及ぼし合った効果、ペアを 作ることで発生します。この超伝導発生メカニズムや日 常生活の常識とは異なった量子効果に関して、入門レベ ルからの講義を行います。
(2)放射光科学研究施およびセラミックス研究施設見学
岡山に近い世界有数の放射光施設「SPring-8」と隣接する 岡山セラミックスセンターの研究施設を見学し、最先端の科学や地場 産業の耐火物や備前焼から量子現象を学びます。
(3)極限状態(極低温、超高圧、強磁場) をのぞいてみよう
液体ヘリウムを使う極低温実験装置や高圧の発生装置、 そして超伝導磁石を使った強磁場装置などを見学体験 します。一部の装置では、デモ実験も行います。
(4)参加者とスタッフとの交流会
研究者、大学院生や大学生と日頃の研究生活や将来の夢や疑問に思っていることなど、どんなことでも直接話をして自分の将来を考えるヒントをつかんで下さい。