平成19年12月10日から12日にかけて平成19年度第三回SPring-8実習が行なわれた。
今回も志望者が多く8名の修士一年生が参加した。工学部固体化学系や理学部地球科学関連からも参加者があり,
実習担当者は大いに勇気づけられた。実験の説明をJASRI/ SPring-8の広沢一郎氏にして頂き,
試料の調整は出光興産株式会社の宇津野太氏と広沢一郎氏の指導を頂いた。
試料は液晶ディスプレーに使用する透明電極であり,金属廻りの局所構造についてBL14B2
で吸収および蛍光XAFS実験をおこなった。測定はJASRI/SPring-8の陰地や小金沢氏ら,解析は広沢氏らにご指導頂いた。
液晶ディスプレー業界の裏話や透明電極の工業的重要性などについても詳しい説明があり,
学生は強い興味と関心を持ったようである。
感想については下記を参照されたい。
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